2012年(平成24年)2次筆記試験の結果が発表になりました

本ブログは2009年11月3日に始めました。診断士の資格取得までの歩みを掲載する予定でしたが、この度、夢破れて、スタート地点まで戻ることになりました。

この3年間、いろいろありました。家族や同僚には3年も迷惑をかけてしまいました。今年の1月に転職して、印刷会社にはもう勤めていません。また、大きな心の支えである父親は、思わぬ病により重篤です。

いろんなものを失い、人との約束を果たせず、診断士に合格できない中途半端な知識だけが頭の中に残っています。勉強したことで、知見が広がり、物事の見方が変わり、今の人生に役立ってはいますが、自らに課したハードルを越えることで得られる達成感や安堵感こそ、何よりも得たかったものであり、今は我が身の至らなさを痛感しています。

おそらく、勉強の方法が間違っていたのだと思います。仕事が忙しいと環境のせいにしたのもいけなかったと思います。今日までのプロセスを細かくチェックして、反省して、これからの人生に活かさないといけません。今は、一旦、休憩しようと思いますが、必ず、リベンジを果たしたいと思います。

今の会社からは、宅建資格の取得指令が出ています。例年、宅建の試験日と診断士の二次試験日は重複していますので、まだまだ苦しみの日が続きそうです。

この休憩の間にしっかりとプロセスを研究して、勉強を主目的にするのではなく、資格取得を主目的にしたいと思います。試験会場には自分よりも高齢の方々が多くいらっしゃいました。諸先輩方のチャレンジ精神に負けず、恥や外見を気にせず、必ずや、ブレイクスルーを実現させます。

平成23年度中小企業診断士1次試験に合格しました

表題のとおり、平成23年度中小企業診断士1次試験に合格しました。先ほど、10時に公開された平成23年度 中小企業診断士第1次試験の正解と配点で確認しました。

勉強を始めてから1年と10ヶ月、言葉では言い表せないぐらい長く苦しい道のりでしたが、やっとこの日を迎えることができました。皆さんと万物に感謝です。

今回の資格取得にあたり、工夫したこと、やっていて気づいたこと、いろいろあります。ブログに割く時間がとれないので、自分がどのように攻略したかなどは、必ず書き記したいと思います。

ただ、一つ言えるのは、マインドマップがあれば、試験開始までのの30分で1科目の情報量なら速攻でレビュー可能です。そして、その完成度が高ければ高いほど、試験中に“持ってて良かった”喜びを感じることができます。

なので、マインドマップは労を惜しまず、自分に合うものにバージョンアップすることが大切だと思います。ノートの作りこみと同じ意味合いを持ちますが、2次元のマップと平文(ノート)では雲泥の差があります。

私は2次試験対策でもマインドマップを用いたいと思っています。1次試験対策で愛用した中小企業診断士 通勤講座にすっかり慣れてしまいました。枝の形や色までは覚えられる!なんて聞きますが、正直、そこまではできません。ただ、そこまでできなくても心配要りません。一つの大きなブランチにぶら下がっている情報がぼんやりでも頭に入りますので、情報の漏れを起こしにくく、復習しやすいのがとても良いです。

マインドマップが全能とは思っていませんが、学習に必要なツールだなと肌で感じましたので、昨年(2010年の秋ごろ)、マインドマップ作成の専用ソフトiMindMapを購入しました。

持っているバージョンは最新の5ではなく、一つ前の4で、どちらとも日本語に完全に対応しています。バージョン4までは日本のマインドマップ代理店さんが販売していましたが、バージョン5からはトニーブザン氏の会社から直売に切り替わっています。サイト自体も日本語に対応しており、サイト右上の国設定を日本語に変更すれば日本語のサイトが閲覧できます。

iMindMap 5はお試しインストールができるそうなので、バージョン5を試してみたいと思います。WindowsやMacだけでなく、Linuxバージョンもあるそうなので、Ubuntuなどにインストールすれば、かなり軽快に動くかもしれませんね。

中小企業診断士試験の2次対策は今からなので、どなたか、いい情報があればコメントをいただければ幸いです。ともに頑張りましょう!

近況のご報告

中小企業診断士の資格取得を決意したのが2009年9月。そこから、1年4ヶ月が経ちました。

昨年の試験結果は、1次試験敗退です。7教科中、4科目しか合格しませんでした。敗退科目は、経済学・経済政策、財務・会計、経営法務でした。経済学・経済政策については、大惨敗。それ以外は、どれも60点前後で、紙一重で合格と不合格が分かれました。

敗退のポイントは、「どうも本気になれない」ところです。資格試験以外にも、仕事や家庭といった大切な要素があります。仕事の忙しさで勉強する気になれなかったり、幼少の大事な時期に父親として関わることをおろそかにしたくない気があったりして、勉強に集中できなかった。

そして、この理由、深刻ですね。今もなお、仕事や家庭が勉強の妨げになる、いや、勉強が仕事や家庭の妨げになっているのかもしれません。自分でもどのように心の整理、時間の整理すればよいのか分かりません。

2010年の8月に試験が終わってからも、細々と勉強をしてきましたが、今になって振り返ってみれば、ほとんど実績が上がっていません。早起きも今では全くダメで、早寝早起き習慣は完全に吹っ飛んでしまいました。本当にだめなやつです。

とにかく、言い訳めいたことばかりが自分の口から出るので、このブログもずいぶんとお休みをしていました。今年も試験を受けるつもりですが、勉強のやり方を根本から変えなくてはいけません。

今の時点で変えたいと思っている勉強方法、まずはマインドマップについてです。

これまで、綾部貴淑先生の中小企業診断士 通勤講座を使ってきました。ここで入手した先生作のマインドマップを自分用に改良したものを用意する必要があると感じていて、それに着手しています。

先生の教材は、初期学習に十分な効果がありました。試験対策の下地作りとしては十分ですし、私のライフスタイルに合っていました。

しかし、このマインドマップをほぼ完全に覚えるということは不可能でした。他人が作っているものですから、自分なりのマップ、自分の飲み込みやすいレイアウトなど、学習するにつれて、マップに要求する内容が異なってきます。そこで、www.easystep.jpを利用して自分が納得するマップを1から作りはじめています。

その改良マップ以外に作ろうとしているのが、紙単語帳、それから音声単語帳も。日々、アウトプットを継続していかないと、記憶が台無しです。基本的に1次試験は理論ではなく、暗記勝負ですので、問題集だけでなく、細切れ時間を活用できる単語帳はそろえるべきだと痛感しています。

あとは、経済学対策として、2010年は超ハードな科目でしたので、2011年は軟化が予想されますが、急がば回れで、大学の授業で使っているようなマクロ経済学、ミクロ経済学の入門書を買い、読み込んでいます。ただし、自分にとっては難しい学問なので、そこに書かれている文章ではすっと理解できないことが多いため、自分なりの理解の仕方をがんがん書き込んでいます。経済学は暗記と理論の両方ともが重要な科目ですので、表面的な勉強ではなく、基礎力をしっかりつけたいと思います。

これらの対策で、経済学・経済政策、経営法務は乗り切れそうですので、あとは、財務・会計をどうやって処理するか、今はこのように整理の歩みを進めています。

今年、実は、仕事面では大きな変化がありそうな気配ですし、家庭では新たに家族が増える予定です。従って、去年よりも試験対策は更にハードでタフになりそうなのです。ですが、もう、こうなったら、恥も外見も気にせず、マイペース、2年で通らなければ、3年でパスするぞ!、それぐらいの気持ちですよ。中小企業診断士に求められるスキルは、職業人として必須のスキルと思います。どうせ、身につけなければいけないのなら、今、ここで攻略してしまおう、そういう気持ちには変わりありませんので、いつか必ず達成する、このように腹をくくっています。

ということで、久々の書き込みを閉じたいと思います。

中小企業診断士を目指す男からご挨拶

中小企業診断士を目指すことになりました。

取得の目的はいろいろとあり、後述する機会も多いかと思います。今日は初めての起稿ですので、中小企業診断士取得の1番の理由を記しておきたいと思います。

それは、見えない敵と戦っているからです。
あくまでも仕事上の話ですが…

見えている敵への対応策、つまり、戦略、戦術、戦闘は、誰でもある程度、思いつくものです。参考にできる例もたくさんあります。

しかし、見えていない敵にどのように対峙するか、これは、非常に難しいものです。

あらゆる相手やケースを想定し、対応策を選定する。いわば科学的に、システマティックに、物事を進めていく必要があります。そのプロセスにおいて、理論や情報は判断の基礎となりますので、体系的な学習の機会が必要と考えた次第です。

勉強がしづらい要因は、私にもたくさんあり、放っておけば、資格取得を先延ばししてしまいます。しかし、今、資格を取得し、その知識体系を生かしながら、今後の人生の歩みに参考としたい、そう、強く思ったのが取得動機です。

僭越ながら、今後、この目的、動機を実現させるための日々の工夫なども織り交ぜながら、取得までの道のりをご紹介したいと考えています。どうぞよろしくお願い致します。